今の自分の自己分析ができたら、
次は、毎日の睡眠時間、行動、言動、その日の気持ち・考えたことを日記につけていきましょう。
また、グラフにしてみましょう。
「毎日日記をつけるのは大変、面倒臭い、いつも三日坊主だから」とやらないのはダメですよ。
毎日の自分の体の変化、心の変化を知ることが修復のための方法だからです。
なんとか習慣化してください。
では、そのコツ、方法を説明します。
ステップ4 日記をつける
まず、朝一番起きたらその日のところに睡眠時間を必ず書きましょう。
〇〇時〇〇分〜〇〇時〇〇分、〇〇時間〇〇分、睡眠の状態(例えば、なかなか寝られなかった。途中で目が覚めた。夢ばかり見ていた。体が重い。頭が重い。など)を書きましょう。
次に、前日のところに戻って昨日起きたこと、行動したこと、話したこと、気持ちの状態を書きましょう。
(例えば、テレビを見ていて気持ちが上向いた落ち込んだ。ご飯がおいしかった。午前中はよかったが、午後から気持ちが沈んだ。ネガティブな考えが湧いてきた。なんか泣けてきた。笑えた。散歩した。買い物に行った。〇〇に遊びに行った。など)
たくさん書けるときはいいけど「書けることが思いつかないし、たくさん書けないよ。」というときは、一つでもいいので書いてください。
長い文章でなくてもいいです。
箇条書き、一言コメントでもいいです。
ただ、ポジティブ・ネガティブ思考になったとか、気持ちが上向いた・沈んだなど気持ちに大きな変化があった時は、
できるだけ具体的にどのような状態で起きたのか、どんな内容だったのかを書くことが大切です。
これを書くことで少しずつですが気持ちの整理ができてきます。
それによってどうすれば心が軽くなるのか、ネガティブ思考が減るのか、気持ちが上向くのかなどに対して自分なりに解決策が出てくる場合もあるでしょう。
毎日の心の変化を知ることが大切です。
で、これが一番のポイントですが日記の最後は、
「今日もありがとう。よく頑張ったね。」
と自分を褒めてあげて終わることです。
ステップ5 グラフにしてみる
グラフについてですが、これは円グラフがいいですよ。
わかりやすいので。
円を描き一日の気持ちを円グラフに表します。
ポジティブな気持ち・思考を“陽”、ネガティブな気持ち・思考を“陰”として陽の割合はこれくらい、陰の割合はこれくらい、どちらでもない割合はこれくらいと、円グラフに表します。
言葉で書いた内容が一目でわかるようになり、より変化がわかりますよ。
まとめ
自分の心が壊れ始めた疲弊し始めたと感じて進行してから今の状態になるまでにかかった時間と同じぐらい、人によってはそれ以上に元に戻るまでに時間がかかります。
(個人差が大きいです。もっと早い人もいます。)
だから、毎日の記録を取り少しずつ修復していくことが必要です。
一日一日ごとに気持ちが上向いたり沈んだり、明るくなったり暗くなったりと行きつ戻りつ変化しますが、
それで一喜一憂することなく
「毎日少しずつだが自分はよくなっている。」
と言い聞かせながらやってみてください。
そして、忘れてはいけないのは、
日記の終わりは「今日もありがとう。よく頑張ったね。」です。