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第2の辞め頃続け頃を乗り切る

一年の間には何回か辞め頃続け頃という思い悩み、判断に迷う時がありますが、8月は離職率の高い時期になります。

 

「今、自分はどうしていのか」

「これからどうするのか」

「自分は本当にここに居ていいのか」

「お金は?家族は?生活は?」など

長期休暇を挟んで色々な人と会い自分と比較してしまい思い悩み、迷いが出てくる時でもあります

 

ですから、今の自分の置かれている状況を俯瞰して見て自分は今の仕事を続けたいのか、辞めたいのか、自分の本当にやりたいことは何か、他の選択肢はないか、など長期休暇が来るこの時にしっかり考えて辞め頃続け頃のこの時期をいかに乗り切るかです。

 

大切な事は、どんな結論になっても自分でしっかりと判断することです。自分主体で。

今回は、今の状態を続けていくための自分で判断するヒントを中心に進めていきます。

 

参考になれば幸いです。

 

①『約99%自分の思い道理にならない』

 

地球上において自分の思い道理になる事は、ほぼありません。

 

ちょっと考えてみてください。天気、水、空気、政治、物価、世界情勢、会社の方針、取引先との関係、人の心など上げればキリがないのですが自分で何とかなりますか?なりませんよね。

まずそれをしっかり認識しましょう。

 

「何でこうなんだ。何でこうなる。」「何であの人は。何でこの会社は。」と、

何で・・・何で・・・と不満イライラが募ることもあります。

 

特に仕事を一通り覚えて自分では一人前になったと自負するこの時期なら尚更です。

 

自意識過剰になって思い道理にならない事で自分自身を自ら追い詰め心を病むことがあります。

そうならないためには、自分を取り巻く環境の流れにうまく乗ることです。

流れに身を任すことも大切なことです。

 

ただし、自分自身を見失わないようにね。

「あれこれ考えるの辞めた。一丁流れに乗ってみるか。」

ぐらいの軽い気持ちで。

 

②『良いこと探しをしよう』

 

いつも楽しく嬉しいことばかりじゃない。

我慢する事、辛い事、しんどい事が一杯出てきてそれがストレスになって、溜まってきて自分ではどうしようもなくなる。

仕事に慣れるにつれてどんどんそれが大きくなってそれが原因で自分を追い込むことで適応障害、パニック障害、うつ病など発症する可能性があります。

 

そうなる前に対策を一つ。

それは良いこと探しです。

 

一日中嫌な事ばかりではないはずです。

ほんの米粒ぐらいでも良いことがあるはずです。

それを意識的に見つけてやることです。

ほんの些細な事でいいんです。

 

「一円見つけた。」

「信号に止められなかった。」

「綺麗な(または可愛い)女性を見た。」

「イケメンな男性を見た。」

「電車に座れた。」

「知らない子供から挨拶された。」

など

 

こんな程度でいいんです。

 

良いこと探しをやることで嫌な方へ意識が向くことが減ります。

 

それを寝る前に日記などに書いて「今日こんなに良いことがあった。嬉しいな。」と思う事で気持ちが軽くなり良い眠りにつけると思います。(心を病んでくると寝れなくなることも多いのです。)

 

③『良い人にならない』

 

他人にとって良い人を演じてはいけません。

 

どうしても他人の目を、場の雰囲気を、他人の言動を気にするあまり、“自分さえ我慢すれば。自分が引き受ければ。皆が喜ぶのなら。”と自己犠牲の上でやってしまうと、他人にとって都合のいい人になり、それがエスカレートしていきます。

 

そんな状態が当たり前になってしまうと、自分の持つキャパシティーが一杯になり、更にあふれて、その結果自分を壊してしまいかねません。

 

嫌われるのイヤだ。認めてもらいたい。雰囲気が壊れるのはイヤ。」

思い当たるフシはありませんか?

 

ここらへんで良い人をやめましょう。

 

自分を殺してまで大切な事ではないと思いますよ。

 

たまには、「嫌なものはイヤ。」「出来ないものは出来ない。」「私にそれを振らないでください。」と主張してみては。

 

良い人を演じるのはやめましょう。

いいように利用されるだけですよ。

 

④『開き直る』

 

「お金のため。家族を養うため。ローンのため。子供の学費のため。旅行に行くため。等々」大部分の人は自分の目的に合わせて働いています。

 

たとえそれが辛くて苦しい嫌な仕事でも

今の仕事が好きで好きでしょうがないという人もいます。

その人達は自分から見れば凄い人達です。

 

人は何らかの目的を持って毎日を過ごしています。

そして、毎日生活していくためにはお金が必要です。

 

ですから、「今の仕事はお金を得るためのもので、それ以上でもなければそれ以下でもない。」と開き直ってみるのはどうでしょう。

 

そして、「お金が入ったらあんなことしよう。こんなことしよう。」と妄想するのもいいですね。

 

良い妄想は脳からセロトニン、ドーパミン、エンドルフィンなどの幸せホルモンが出ます。

 

「良い妄想は人を救うです。」

 

 

◎まとめ

 

概要でも書いたように8月は離職率が上がる月です。

 

どうしても長期休暇で帰省やら旅行やら友達と遊ぶやらと色々な人と接する機会が多くなり、どうしても今の自分と比較して

「今の自分は○○さんと比べて・・・」

「○○さんの話を聞いてこのままでいいのか。」など

他人の影響を受けやすく思い悩み、迷い仕事をやめるきっかけが出来やすいです。

 

また、今の仕事がどうにも嫌で耐えられなくて、自分自身が限界だ。と感じている人にとってはこの長期休暇が辞めるいいチャンスになります。

次の仕事を集中して探せますしね。

 

「続けるもよし。辞めるのもよし。」

 

とにかくどちらにせよ大切な事は、自分で判断して自分で決めることです。

 

「自分の人生は自分のもの。自分が主役です。」

忘れないように。