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お盆だからこそ考える事

お盆って特別なんですよ。

 

だって、夏季休暇は何故かお盆を挟んでいますよね。

春と秋のお彼岸もあるのにね。

 

そして、信心深い人もそうでない人も墓参りに行って仏壇に手を合わせますよね。

ご先祖さんや亡き人を迎えたり送ったり何故かこの時期はご先祖さんや亡き人を意識します。

 

それは、普段意識していなくても

「ご先祖さんや亡き人がいたから今自分がこの世に存在している。」

「ご先祖さんや亡き人が見守っていてくれる。」

「ご先祖さんや亡き人に感謝しています。」と、

どこかで感じているからだと思います。(すごく感じている人もいると思いますが。)

 

そんな時だからこそ、今までの自分を振り返って、自分自身を見直す良い機会がこの時だと思います。

 

今回は、趣向を変えて僧侶だった祖父の孫である自分がスピリチュアルの部分を交えてそのヒントとなるだろうの事についてです。

 

そして、休み明け、元気に明るく前を向いて新たな気持ちで生きていきましょう。

 

参考になれば幸いです。

 

①『自分は一人ではない』

 

気付いて下さい。

あなたの後ろにはあなたを守ってくれている支えてくれている人達が、いっぱいいます。

 

守護霊(主にご先祖様が多いですが)、指導霊(その人の才能や特技、やりたいことについてアドバイスや援助をしてくれる霊)、補助霊(守護霊、指導霊の手の届かない所を補助する霊。亡くなったペットなんかもいたりします。)など、背後霊と言われる霊がいっぱいいて陰ながら守ってくれています。

 

あなたは、経験ないですか?

「何となくイヤな感じがして止めたらトラブル(事故や事件を含む)に巻き込まれなかった。もし止めなかったら・・・」

「間一髪、ギリギリのところで助かった。」

「重症になるかと思ったら軽症で済んだ。」

「ほんとに体が精神が限界で今日の仕事はヤバい。と思ったら楽な仕事に変わっていた。」など、

『ラッキー!』『神様、仏様ありがとう。』だけでで片付けられないことが。

 

これは、背後霊達が大難を小難にしてくれていることも多いのですよ。

 

今、

「私はほんとに孤独。誰一人味方はいない。」

「私なんて生きていてもしょうがない。」などと

自分の殻に閉じこもって悩み苦しみ悲しんでいる人に言いたい。

 

『あなたは、決して一人ではない。見えないけれどあなたの後ろにはあなたを応援し守ってくれている人達(ペットを含む)がいっぱいいるんだよ。頼っていいんだよ。縋っていいんだよ。』と。

 

そして、仏壇やお墓に参ったら、静かに目を閉じて呼吸を整えてご先祖さんたちを意識してあげてください。

 

そうしたら今度は声に出して言ってみましょう。

 

「私は大丈夫です。これから明るく笑顔で元気にいきていきます。守ってね。応援よろしくね。」と。

 

きっと力になってくれますよ。

 

だって、ご先祖さんにとっての一番の喜びは、子孫達が明るく元気に精一杯人生を謳歌することですから。

 

②『生かされて生きている』

 

知っていますか?

 

人は自分の力で生きていると思っていますが、実は大部分は生かされているってことをです。

 

根本的に地球上の生き物は太陽のエネルギーによって生かされています。

これがなくなったら地球上のありとあらゆるものが凍ると言われています。

 

そして、地球も空気を作り水を作り、そして天候をも変えます。人間には作れませんし変えれませんよね。そういった意味で人は生かされているのです。

地球に生まれた我々は、地球に生かしてくれていることに感謝することです。

 

そして、諸事情により残念ながら亡くなっていく人達がいる中、

今、生きている人達、また特に行き詰っている人達は、生きていることに感謝し、

「生きているだけでありがとう。生きてくれてありがとう。」

と自分に言ってあげてください。

 

最後は誰もが死ぬのです。寿命が尽きるまで生きましょう。

 

 

③『今までの自分を振り返ろう』

 

お墓、仏壇、お寺に参拝した時に祭られている御本尊の前に座って気持ちを落ち着かせ、今までの自分を振り返ってみましょう。

 

何が見えますか?何か見えませんか?

 

答えは・・・

「あなたが“おぎゃー”と生まれてから今までに生きてきた道」です。

 

嬉しかった事、楽しかった事、幸せだなと感じた事、辛かった事、苦しかった事、悲しかった事、嫌な事、色々あったと思います。

 

それでも今まであなたは生きてきたのです。そして今も生きています。

良いですか。今まで色々あったとしてもそれを乗り越えて今、生きているんですよ。

 

今までの経験全てがあなたの「人生の肥やし」になって今のあなたがいるのです。

今までの事は決して無駄ではないのです。

 

たとえ今、暗闇のどん底に居たとしても、それを意識すれば、光が見えてくるんじゃないかな。

あなたが明るく一寸先は闇ではなく一寸先は「光」と前向きに生きていくための肥やしだったんですよ。

 

さあ、今までの経験を活かしましょう。いや、これからのあなたの人生に絶対活きます。

大丈夫です。顔を上げて一歩を踏み出しましょう。なんとかなります。

 

普段は、お墓、仏壇、お寺に参拝した時に祭られている御本尊の前なんかに行かないですよね。

お盆だからこそです。静かに座って自分自身と対話してみてください。

 

そして、

『今までよく頑張ってきたね。偉いよ。これからも少しずつでいいから前に進んで行こうね。』

と自分に声をかけてください。

 

◎まとめ

 

お盆って、普段日々の生活に追われご先祖さんや亡き人の事を意識したり思ったりする事がない人もご先祖さんや亡き人を思い出す大切な行事です。

 

そしてそれは、今まで無事に生きてこられたことに対する感謝とこれからも見守っていてねというお願いの場でもあります。

 

そして何故か普段霊の存在なんて信じない人も手を合わせるのです。

どこか心の奥には、それを信じている所があるとしか思えません。

 

そんな特別な時だからこそ今までの自分を振り返って、見つめ直すチャンスでもあります。

 

ちょうど長期休みににもなります。時間はたっぷりあります。

 

いつも守ってくれている人達に感謝し、頼り、縋り、今までの自分を振り返って顔を上げて前に進みましょう。

 

「自分の未来は明るい」

と自分に言い聞かせましょう。