新年度が始まり約一か月。
期待に胸を膨らまして入社・入学・転職・転勤したのに早くもドロップアウトした人、ドロップアウトしたいと思っている人、「五月病」になりかけている人、「五月病」になっている人、様々な理由があると思います。
特にこれから多くなるのは「五月病」ですね。
新しい環境の中でストレスは溜まり、疲れは溜まり、メンタルも疲弊してくる、それがそれが高じて「五月病」になります。
しかし、そんな状況でも生きていかなければならないし、生活していかなければなりません。
毎日が辛くて、苦しくて、しんどい状態でどうやって過ごしていくかですが、まず今日一日を余計な事を考えず余計な考えは流して過ごしましょう。
次の日も、その次の日も、そのその次の日も。
そうしていく内にいつの間にか「五月病」や「辞めたい辞めたい症候群」から抜け出していると思います。
そのためにはどういう事を心掛けるといいか見ていきましょう。
①『何も考えず淡々と行動する』
人は、何かに没頭している時、好きな事をやっている時、体を動かしている時など行動している時はあまり余計な事は考えていないものです。
余計な事を考えるのは行動していない時です。
ですから、まず動くことです。
今、自分に与えられた仕事・役割・やらなければならない事。
「良い。悪い。」「出来る。出来ない。」は別にして淡々とこなしていく事です。
そして、今日一日が終わってくつろいでいる時や寝る時に
「今日一日が終わった。良かった良かった。よく頑張ったね。」と
自分をねぎらってあげましょう。次の日も。その次の日も。
毎日繰り返していけば、気が付いた時には
「えっ。もうこんなに(日にちが)経ってた?」
「こんなとこまで出来た」
「ここまでやったんだ」
とびっくりすると思います。
また更に続けているうちにいつの間にか要領を覚えて物事がスムーズに運ぶことでしょう。
なんせ「人間は慣れの動物ですからね。」行動したことを色々検証するのは後でいいです。
先ずは、動くことからです。
結果は、後からです。
②『軽く考えて行動する』
あなたに質問します。
「目の前に山のような荷物があります。すぐに終わる数ではなく一人でやると一日はゆうに係る数です。これをあなた一人で別の所に運ばなければなりません。どうしますか?」
このような状況で心の中では
“あ~あ。憂鬱。”
“嫌だな~”
“やりたくないよ~”
“勘弁してくれよ。”
“なんで俺が。”等々
愚痴のオンパレードではないですか。
こんな気持ちでやると仕事は予定内に終わらないし、ケガや事故が起きないとも限りません。
こんな時は
“あ~あ。しょうがね~な。やるしかないか。いずれ終わるだろ。”
ぐらいの軽い気持ちで淡々と運ぶことです。
不思議な事に数が減っていくに従ってなんか喜びの気持ちが出てきて運び終わった時は、達成感とその喜びに包まれていると思います。
人って何かやっている時の達成するまでの過程を楽しむところがあるんですよ。
その結果がどうあれ一つの結果に達成感と喜びを覚えるんですよ。
更に、人って本来、楽をしたい怠けたい動物なんですよ。
だって今まで開発されてきた物は、人間社会にとって便利で楽になる物ですよね。
ですから、少しでも楽に早く終わらせたいとやっているうちに色々やり方を工夫してその結果、いい方法を編み出したりするんですよ。
そんな経験ありませんか。
③『歩歩是道場と考える』
仏教用語の一つに「歩歩是道場」があります。
この意味は「一歩一歩すべてが道場を歩いている」ということで「道場」とは修行の場を指します。
ここから自分は、こう解釈してます。
「生きる事すべてが修行である」と。
息をする、食べる、寝る、起きる等当たり前の日常を過ごすことが修行になっているのです。
人は皆常に修行をしているのです。
お釈迦様は、四苦「生老病死」の中で最初に「生」を持ってきました。
生きることが一番苦しいと解っていたのです。
生きているだけで色々な事が起こります。
自分の心も常に湧きおこる様々な感情や考えに振り回されています。
それをコントロールしようとすればするほど悪い方に行ってしまいます。
それでも人は皆生きています。
何が言いたいかというと「自分を讃えて下さい」ということです。
「生きているだけで凄い事なんだよ。それを毎日している自分は凄い人なんだよ。」と。
今置かれている環境の中でどうやっていくか。
ちょっと難しいかもしれませんが「これも修行の内」と思って先ず今日一日先ず今日一日と、過ごしていくことです。
④『一日最低一つ何かを盗む」
犯罪の盗むではないですよ。間違えないでね。
これは、自分のレベルアップのために先輩・上司達、テレビ番組、SNS等、自分のレベルアップのために自分が今必要としていることを盗んで学ぶということです。
また、盗もうと意識して今日一日を過ごしましょうということです。
①でも書いたように何かをしている時は余り余計な事を考えていないものなのです。
ですから、その何かを常にレーダーを張り巡らして自分のレベルアップのための情報を手に入れる方に待っていきましょう。
淡々とこなしていても慣れてくると自然と
「もう少しいい方法はないか」
「どういう風にすれば上手くいくかな」
「こういうやり方はどうだろうか」等、
考えが湧いてくるものです。
そうなった時がレベルアップのチャンスです。
そして、もうあなたは、何があってもやっていけるでしょう。
気持ちが前向きになっていますからね。
そのためには、様々なものから常に盗み学ぶ気持ちを持つことが大切です。
そして、それらを自分のものにしてください。
◎まとめ
テレビ番組の中の名人と云われる人達、長年にわたり一つの仕事に従事しているベテランの職人達 のインタビューで
「長く続ける秘訣は何ですか?」
みたいな質問をすると大抵返ってくる言葉の多くは
「この仕事が好きだったから」か「自分に与えられた仕事を淡々とこなしてきただけで特別なことはしていません。」
のような答えが返ってきます。
その人達にも今まで色々な悩みや苦しみや辛いことがあったと思います。勿論、喜ばしい事や嬉しい事、楽しい事もですが。
この人達から分かる事は『継続は力なり』ということです。
毎日毎日自分に与えられた役割を果たしてきた結果、名人とかベテランと言われるようになったのです。
ですから、毎日が辛くて、苦しくて、しんどい状態でも生きていかなければならない生活していかなければならないとしたら、まず今日一日を余計な事は考えず、余計な考えは流して過ごしましょう。次の日も、その次の日も、そのその次の日も。
そうしている内にいつの間にか良い方に変わっている自分に気付くと思います。